製品の開発基準

人と共生する常在菌とのバランスを考える。

ヒトは胎内で無菌で生まれ、環境の菌を獲得し生きています。腸内細菌叢(バイオフローラ)だけでなく、皮膚や口腔内など多くの部分で微生物と共生しています。

 

 目に見えないヒト常在菌ネットワークが近年の分子生物的遺伝子解析技術※1の進歩により解明され、腸内細菌叢だけでなく皮膚や頭皮なども環境の微生物叢影響が多い事が解って来ました。

 

 私たちは環境微生物群を扱う立場から、皮膚常在菌叢と皮膚センサーの役割を考慮したヒトと微生物の共生バランスがとれた製品の開発を行っています。

※1 細菌細胞のリボソームRNAが特定のサイズ16sである事から遺伝子マーカーを増幅し遺伝子配列を調べ菌種を特定する方法


主な成分の品質を重視する。

人が持っている皮膚機能はバイオテクノロジー(生物工学)から見ると複雑で真似の出来ない仕組みがあります。皮膚機能を阻害しないで化粧品を便利に使うために主成分の品質にこだわり、大豆・米ぬか穀物酵素の保存性を利用するなど、できるだけ刺激成分を減らすことで瞬発的な美しさではなく継続的な美しさを維持することを目的として製品を開発しています。


すべての製品で刺激性を確認する。

皮膚刺激は人によって違います、化粧品を開発するとき様々なタイプの肌を対象にモニターテストを繰り返します、もちろん敏感肌のモニターは念入りに。皮膚パッチテストテストも併用しながら。


成分基準について。

次の成分基準を全てクリアしております。
  1. すべての成分が、どんな原料からどのように抽出、加工されたか確認できるもの。
  2. 牛由来成分 、ホルモン類を使用していないもの。
  3. 植物エキスを使っている場合、抽出溶剤が確認できるもの。
  4. 紫外線吸収剤を使用していないもの。
  5. ヒトパッチテストによる皮膚刺激性試験で、肌への刺激が極力、弱いと確認できたもの。

 

2016年

3月

02日

マラソンなどスポーツ、競技、トレーニングで風邪(上気道感染症)をひく理由と予防方法

免疫を向上させると代謝が促進し肌が綺麗になるという研究から派生した成果を個人的にサイクルスポーツで活用している事をベースにしています。

 

①健康になるはずが風邪をひく理由

②免疫とは何なのか?

③免疫力は皆に平等なのか。

④予防が出来るのか??

⑤競技者の利用

 

①健康になるはずが風邪をひく理由

スポーツ科学で良く言われる「オープンウインドウ」というのがあります。競技やトレーニングで強くなろうと運動強度を上げると血液中のリンパ球数が減るなどで、一時的に免疫力が低下し、ウイルス感染を容易にしてしまうというものです。

しかも、散歩レベルの運動では免疫は向上しますが、それを超えると免疫低下に移行するという研究が多く発表されています。

つまりスポーツは強くなる事と引き換えに感染症のリスクを避けられないという事です。事実オリンピック選手の多くが大会期間中に風邪の症状に悩まされたり、最も過酷と言われる自転車競技のツールドフランスでも昨年大会17日目に総合3位を走っていた選手が風邪の体調不良から棄権するという事態も珍しい事ではありません。

その他にも、免疫の低下から皮膚感染症のヘルペスを発症するラグビーやレスリングなどのコンタクト系スポーツも問題視されています。

 リンパ球の低下には様々な要因があると言われていますが、スポーツによるものの原因は運動ストレスから発生していて、コルチゾールの増加やROS(活性酸素)がリンパ球DNAを破壊するなどの要因が発表されています。

「昨日の自分より強くなろう」、「ライバルのあの人よりも強くなろう」という意思が強いほど運動強度は上がり、免疫はさらに低下していくという矛盾が、「優秀な選手ほど風邪をひきやすい、体調を壊しやすい」という結果を招いています。

 

②免疫とは何なのか?

医者でも無ければ漠然としたイメージしかない「免疫」とは何なんでしょう。免疫=自己防衛機能と考えるのが解りやすそうです、大きく分けると2つで、外からの異物を認識し身体を守る機能と、体内で発生、変性した不要な細胞を分解除去する機能で、インフルエンザウイルスを殺菌したり、感染症を予防したり、癌化した細胞を分解除去するなどです。

 

③免疫力は皆に平等なのか。

人によって免疫力の差もありますが、スポーツでの免疫を考えた場合その人の免疫が休止中なのか臨戦態勢なのかが重要です。免疫物質はマクロファージに代表され、白血球やNK細胞などが有名ですが、マクロファージには人の場合10個のスイッチがあります。Toll様受容体 略してTLR(Toll-like receptor)と呼ばれ、特定の成分しか受け付けない鍵穴のようなものです。TLR1~TLR10のどれかのスイッチがONになると、マクロファージは休止状態から活動準備段階に変わり、すぐに働けるように体の各部位に信号や救援物資を送ったりしながら増えます。スポーツ中やスポーツ後のマクロファージ活性はスイッチの入り方で免疫の差が出来てしまうという事です。

 

④予防が出来るのか??

2016年3月の現時点で、スポーツ科学的観点から免疫を扱ったレポートは多く存在しますが、多くは解決方法を具体的に提示していません。しかしその中に重要なヒントはあり、医療系や生物工学系の研究を融合すると予防策があります。簡単に言うとTLRのスイッチを運動中から運動後にONにすれば薬物や感に頼らず免疫力を自己免疫強化という方法でコントロール出来るようになります。

そのTLRスイッチを入れる方法ですが、最も身近な方法は食べ物からスイッチを入れる方法です、いくつかのスイッチは従来から使って居るスイッチでTLR2は乳酸菌や酵母、キノコに含まれるβグルカンとペプチドグルカンなどです。しかしこのスイッチは今となっては効率的ではなく、食べ物から摂取するならTLR4のスイッチが最近の研究で良い事が解りました。その成分を含む代表的な食べ物はワカメやメカブ、ヒラタケなどに含まれるリポポリサッカライド(LPS)という成分です。

 

⑤競技者の利用

スポーツ愛好家や競技者にとって、食品摂取はエネルギーやビタミンなど身体を作るためのメニューとして計算されており、そこに免疫コントロールの概念を割り込ませるのは難しい事だと思います。しかも、リポポリサッカライドが効率よく摂取できるメカブでさえ、体感のあるレベルの1500μg摂取しようとすればメカブの酢の物(25g)を25杯食べ続ける事になってしまいます。そうなると、食品からその成分を抽出してサプリメント的に摂取する必要が出てきますが、リポポリサッカライド(LPS)は試薬としては非常に高価で安易に試せる材料ではありませんでした。近年バイオケミカルの技術が飛躍的に進歩し、リポポリサッカライド(LPS)を手の届く価格で量産できる状況となりTLR4スイッチを個人でもコントロール出来る日がやってきました。(とは言ってもBCAAやプロテイン、アルギニン、アミノ酸系のサプリほど安くありませんが)

 この技術を風邪や感染症でお困りの競技者に提供したいと考えています。今まで、筋肉や骨格の回復をサプリで補足していても、免疫機能の回復方法が手つかずの状況だと思います、上気道感染や皮膚感染でトレーニングが制約されていた方には価値がある方法だと思います。少量サプリメントとしてTLR4、TLR2、TLR9のスイッチを同時に入れ(同時だと飛躍的な相乗効果がある)る製品も

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2016年

2月

19日

LPSリポポリサッカライドの選び方を考える?

この頃解析技術が飛躍的に進歩した成果か、腸内フローラや免疫が話題になる事が多くなっている気がします。乳酸菌や発酵食品も注目を浴びていますが、自分の健康維持を考えた時いくつもサプリを飲むのは結構面倒だと思います。

 最近生活をシンプルにする傾向もあり、サプリも見直してみる時期かと思い絞ってみたところ「LPS」に行きついたので、どれを何を選べば良いのか物色してみましたが、解りにくく個人的に整理してみる事にしました。

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2016年

1月

18日

免疫ビタミン「LPS」パントエアのパワー

清潔で住みやすい環境が整い、無菌が良いという習慣に慣れてしまったのか、人は少しの刺激物に敏感に反応するようになりつつ有る気がします。

 免疫をコントロールできなくなると様々なアレルギーや疾病を心配しなくてはなりません。LPSは植物に共生するグラム陰性菌の一部で人の免疫機能のスイッチを入れる事が出来る事が明らかになり、研究も進んでいます。 

 

私自身実際に化粧品として製品化し使い、これからの時代は化粧品も免疫美容の時代に突入すると感じています。化粧品以外でも毎日ヨーグルトや味噌汁と一緒に食べて腸内環境がとても良い調子です。 乳酸菌や酵母との相乗効果もあるかも知れませんが、今の環境で生活する上で健康を維持するのには素晴らしく、LPSと出会ってから5年ほどになりますが欠かせない成分となりました。

 先日お世話になっている製造元の自然免疫応用技研㈱様から、研究開発をされた杣源一郎博士の書かれた本をご紹介頂き自身で使って感じる事と、書かれている内容にとても合点がいきビックリしました。

今後も美容・健康に免疫を意識しすることで更に新たな分野が開けていく予感がします。

 

LPS(エルピーエス)の選び方を考える

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2013年

1月

28日

夜食の功罪

米科学誌「サイエンス」に

ショウジョウバエを空腹にすると

記憶が良くなるという内容の発表があった。http://www.sciencemag.org/content/339/6118/443.full?rss=1

 

ショウジョウバエは人の記憶と仕組みが類似しているためで、

血糖値をコントロールしているインスリンが多いよりも

少ないほうが長期記憶が良くなったようです。

 

GI値(グリセミック指数)の低い食生活レベルでいいのか、

9時間の絶食が必要なのか定かではないが、

生活習慣が

人の記憶の良し悪しと関わっているのであれば、

試験前の暗記一夜漬けに

甘い夜食は逆効果という事なのでしょうか。

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2013年

1月

18日

「てんとう虫への抵抗」

スバル360という車はクラシックカーの中でも愛嬌があり、

愛称てんとう虫と呼ばれていますが、

昆虫のてんとう虫は植物に湧いたあぶら虫を食べてくれる益虫のイメージがあります。

 

人から言うとあぶら虫は葉の汁を吸って変色させたり、

見た目が気持ち悪いという理由で害虫ですよね、

害虫を退治するてんとう虫は、

その丸くて赤い容姿も手伝ってか、子供にも人気がありますね、

単に人の都合なんですけど。

 

あぶら虫は排泄物が甘い事で

蟻と共存していたりしますが、

みんな食べるために行動しています。

 

東京大学大学院総合文化研究科発表の

「バイオロジー・レターズ」に掲載された内容によると、

 

あぶら虫(ヨシミヤアブラムシ)は巣でてんとう虫に襲われた時、

生まれたばかりの幼虫と

おばあちゃんが共同でてんとう虫に抵抗し

巣を守っている事が判明したようです。

 

これは子を産み終え繁殖に寄与しないものと

成虫になるまで多くの栄養と時間を必要とする幼虫が

楯になり仲間を逃がす事で

子孫の数を増やそうとしているらしのです。

 

滅びないための行動とは言えなかなか壮絶だと思いませんか。

 

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